昨日読んだ本

『リカ』五十嵐貴久 幻冬舎
第二回ホラーサスペンス大賞受賞作。どうやらこの五十嵐貴久というひとのデビュー作らしい。その後、『交渉人』『安政五年の大脱走』『1985年の奇蹟』という作品を出しているが、そのジャンルはそれぞれミステリー、時代劇、野球青春活劇とバラバラなのだ。これはちょっとすごい。全部読んでみたい。
んで、内容はすごい面白くて引き込まれて一気に読んでしまうくらいだったんだけど、読み進むにつれて怖さやグロさがエスカレートしていって最後は大変なことになりました。読了感はドーンオブザデッドみたいな感じでした。
主人公は43歳のサラリーマン本間たかお。友人の勧めでインターネットの出会いサイトにはまりだす。そこで知り合った看護婦のリカ。携帯の電話番号を教えたことをきっかけにリカは本間のストーカーと化していく。うーん。思い出すだけで恐い。