yuga2005-07-23


夜道を歩いていたらこんな人がいました。すごく羽化をしたそうにしていたので木にくっつけておいてあげました。僕の携帯は羽化が一発で変換できませんでした。こんな恥ずかしい携帯を使っているなんて誰にも言えません。
羽化といえば中学校のときに無人島にキャンプに行ったときの出来事を思い出します。夜、テントの中でミーティングをしていたらリーダーの後ろの壁に何かがいたので「リーダー、後ろ後ろ!」「うわ!メッチャ羽化しとる!!」とビビっていました。別にセミ自体は恐くなくても唐突にしかも羽化した状態でいられたらビビるのも致し方ないと言えます。まだ羽根も伸び切っておらずティンカーベルのようなみどり色をしたアブラゼミは、まるでこの世とあの世の間にいる妖精か天使のたぐいのような存在に思えたのでした。テントの中は羽根を乾かすのにはあまり適していないと判断されたのでセミがしがみついている抜け殻ごと外に持って行きました。飛べ、アブラゼミ!鳴け!アブラゼミ!!