半島を出よ

村上龍「半島を出よ」を二つめの章まで読みました。ひとつめの章は普通にすんなり読めたけど二つめは漢字ばっかりでなかなか理解できなくて何回も読み返しながら読んで外国人になった気分でしたがゆっくり読んだら普通に面白かったのでよかったです。危うくギブアップするところでした。1800円もしたのに。よく分厚い本を読むときはしおりが必要になるものです。一度、「この本紐付いてないなぁ。レシートでもはさんどけ!」思てずっと挟んでいたら途中で紐が挟んであるページに来て「うわっ」と思ったことがありました。ああいう紐って必ず本の後半くらいに挟まっているので少しヒキョいです。なんなら一番最初のページに挟んでおいてくれたらいいのに。もしかしたら製造過程かなんかに真ん中より後ろに挟んでおかな
ければならない理由とかがあるんですかね。ちなみに「半島を出よ」の紐はとても鮮やかなブルーです。たぶん重たい話だから本を閉じるときに鮮やかな色が目に入って大量のマイナスイオンを受けたような錯覚に陥ります。なんかそういう視覚的効果を狙っているんだろうか。