今日は二科目試験を受けてきました。


一つ目は発達心理学の試験でした。

試験開始時間を勘違いしていて、教室に入ったときはちょうど

試験が始まったところでした。早めに着こうとしていて良かっ

た・・・。そうでなければ20分遅れていたところでした。


前の晩。一夜漬けという言葉はまさにこういうときに使うの

だなと思いながら勉強しました。

汚くて、不完全なノートをだけが頼りでした。

出題は、すべて4択問題だったのが幸いでした。それも、あま

り意地悪ではない選択肢・・・。ちょうど昨日ミリオネアを見た

ところだったのでので50:50が使いたくて仕方ありませんで

した。まぁでも一夜漬けが功を奏し、たぶん取れたのではない

かと思います。


二つ目は英語AⅣでした。

必修科目です。必ず修めると書いて必修です。

試験問題は全て和訳という男気あふれる内容です。

しかし当然文章は長く、関係代名詞のオンパレードです。

最後の授業のとき、試験範囲の一部が先生の手によって和訳さ

れたプリントをいただいていました。それ以外の部分の和訳も

みぃちゃんからFAXしていただいていました。試験勉強として

やったことは それらのプリントをひたすら読むことだけでし

た。線を引いたり、書き出したりして内容を出来る限り詰め込

みました。従って、知らない英単語を覚えるという作業を全く

していないということになります。



試験問題を表返し、問題を読もうとしたところで当然のことな

がらろくに読むことが出来ませんでした。

この問題はわからん、次もわからん・・・としていたらあっとい

う間に最後まで行ってしまいました。一番後ろの席で、静かに

絶望に唸りました。試験管が僕の横で足を止めました。「こい

つ全然手ぇつけてへんやんけ」あまつさえ「そろそろカンニン

グでもし始めるんとちゃうか」と思って見ていたに違いありません。



と、その時のことでした。

突如として瞼がその重量を増し、意識が朦朧としてきました。

睡魔という化け物がここぞとばかりに襲ってきたのです。

ここ二日間眠れぬ夜が続いていたので無理もありませんでし

た。僕の頭の中の暗闇に音もなく降り立った魔物は急激に増幅

し始め、気がつけば僕の両肘を机に運び、枕をこしらえ、手招

きをしているではありませんか!
 
『どうせ起きていても1問として答えられないではないか』

邪悪な悪魔が耳元で囁きます。

無念・・・諦めかけたそのときのことでした!



『諦めたらそこで試験終了だよ・・・』

安西先生です。安西先生は僕が諦めそうになると良く出てきて

くれます。春学期もそんなことがありました。毎回助かりま

す。FAXを送ってもらった手前0点という訳にはいきませんで

した。だいぶ眠たかったですが、ちょうどいい具合に脳内麻薬

が働いていて気持ち悪いような集中力が発揮されました。

死ぬほど集中しながら文章を眺めていると、昨日読んだ和訳の

内容が次々と浮かんできました。



結局、すべての解答欄を埋めることが出来ました。的外れな訳

は多分なかったはずです。アバウトな訳でも大丈夫な問題もい

くつかあったのでたぶん60点に到達していたのではないかと

思います。さらに先生は今年で退職するらしいのでむやみに落

としたりしないことでしょう。


うん、ほんとに取れてるといいんですが・・・。