古畑任三郎FINAL

3日4日5日と三夜続けざまに古畑任三郎がやっていました。僕は古畑が大好きなもんで夢中になって見ていました。特に二日目はあのイチロー選手が俳優初挑戦で犯人役だったのでとても面白かったです。話の中でイチローは「僕は常にフェアプレーで戦いたい」「嘘はつきたくない」そして「勝負事において平常心が大切だ」ということを何回も言っていました。これらはおそらく三谷幸喜が勝手に作ったことではなくイチロー自身が日ごろ心がけていることだと思います。そしてそれらがすごく強く伝わってきましたドラマを見ているうちに古畑の推理がすごいとかトリックがすごいとかそういうことじゃなくてイチローのこの三つの信条を伝えるために書かれた話なのではないかと思ってしまうくらいでした。特に平常心についてはイチローを逮捕するにあたって平常心を無くさせるためにわざと兄を目の前で逮捕していたくらいでした。そして興奮したイチローは口を滑らせて犯人しか知るはずのないことを口走ってしまいました。自分に当てはめて考えてみると卓球と麻雀が浮かびました。僕が麻雀しているときはたいてい無意識のうちに平常心を保とうとしていたように思います。そしてそれがうまくいっているときはだいたいいい結果になっていると思います。逆にあせったり眠たかったりしてまともに考えれてないときは振り込んだり役作りがうまくいかないことが多いと思います。逆に(こいつは平常心が崩れているな)と思うときはみえみえの一色手でも振り込んでもらえる確立が高いと思います。それに引き換え卓球はというと平常心を保つことがうまくいってないことが多いと思います。それは麻雀と比べて普段練習してるから負けたら悔しいから焦りもするし、なまじ体を動かすから興奮しやすいんだと思います。試合というのは普段練習してりうことを思い出して実際にやるということなんだと思います。「練習→試合」。僕はこの図式がうまく成り立っていないように思います。それは試合のときの精神状態が悪いとか練習のときの心構えが悪いということが原因だと思います。そしてそういう人は少なからずいると思います。トレーニング的なことを除けば、練習というのは勉強とまったく同じで(感覚的なことは別かもしれないが)「動き」を脳みそで記憶するということだと思います。そして試験と同じでそれをうまく思い出さなければならないのが試合だと思います。いずれにしても脳みそこそが大事だから練習にしても試合にしても精神状態や心構えが大切なのは当然です。ただ、どうすればいい精神状態になれるのか、どんなのがいい心構えなのかがよくわかっていない気がします。五里霧中、暗中模索、取捨選択⇒勝利掌握・・・!
 最初古畑の話だったのにぜんぜん違う話をしています。まあいいか。