3月19日〜21日にかけて横浜に遊びに行ってきました。小学校の頃の戦友たちとの同窓会に出席するためです。

1998年3月20日―。僕らは横浜市立荏子田小学校を卒業しました。僕は中学から関西の学校に通うことが決まっていたので横浜の地を離れることを余儀なくされていました。担任の先生にも恵まれ最後のクラスのみんなのことが好きだったので、それはとても辛いことでした。中学に入ってから一年くらい経ってもまだ夢に出てくるのは中学の友達ではなく小学校の友達ばかりでした。卒業を前にしたある日同窓会について計画が立てられました。僕らが二十歳になる2006年の、卒業式のちょうど8年後になる3月20日に集まることになりました。そしてその日のためにタイムカプセルが埋められました。

卒業してから一年経つ度に「あと七年か…長いな。」などと思っていました。卒業してからしばらくのあいだはクラスの全員に年賀状も暑中見舞いも送っていたのですがじょじょに返事が帰ってこなくなったりして距離を感じるようになりました。また、高校1,2年くらいまでは1,2年に一度くらい横浜に遊びに行っていましたがそれも次第になくなっていきました。去年の中頃などは同窓会に行っても気まずくなるだけなのではないかと思い少し気が引けるようにもなりました。ところが実際に会ってみると姿形が変わっている人は多かったものの中身はあんまり変わっていませんでした。ほとんど昔のまんまです。学校自体も新しい校舎が出来てたりするけどやっぱり昔のまんまです。心なしかグラウンドが少し狭く感じます。そういえば学校が創立した1985年に僕らは生まれていました。そのため、学校の校舎とか遊具とかグラウンドも僕らに対してある種の親近感を抱いていたかもわかりません。

いざタイムカプセルを掘り起こそうとすると誰も正確な位置を覚えていなかったために沢山の穴を掘る羽目になりました。全員で力を合わせて掘って90分くらいでやっと出てきました。タイムカプセルの中身は少しも色褪せる事なく当時のままでした。出てくるもの出てくるもの当時のまんまです。懐かし過ぎて夢見たいです。

その後みんなで飲みに行きました。小学校のとき親しかったやつらがたばこや酒をのんでいる姿は何故か不思議に思えます。僕は飲み会となると静かになってしまう傾向があるので次回までに克服したいと思います。また、同窓会に行く前は、合宿があり。追いコンがあったために疲れが溜まっていたため全力の自分でいけなかったことが少し残念です。

たくさんの人といろんな話をしました。それぞれいろんな夢に向かって走り始めていました。医者を目指すもの、保母さんを目指すもの、F-1レーサー、映画監督、バンドマン、ガラス職人など、にわかには信じられないほど多岐に渡っていました。自分もがんばらないとな、と大変刺激を受けました。歌で言うとゆずの「嗚呼青春の日々」や175Rの「空に唄えば」のような心境です。なんしか次回会うまでにみんなに対して胸をはれるよう、情けない自分でありたくないなと思います。